Twitterのリプライ欄をみていると、通常はツイートの下にリプライがずらっと並んでいますが、一番下のリプライまで到達するとその他の返信として「返信をさらに表示」や「さらに返信を表示する」が出てくることがあります。
「返信をさらに表示」
「さらに返信を表示する(攻撃的な内容を含む可能性のある返信も表示する」
すべての返信を見たいのに、なぜ「返信をさらに表示」をタップしないと見れないような返信が存在するのでしょうか?また、「返信をさらに表示」に入れられてしまうリプライの基準は一体何があるのでしょうか?
今回は「返信をさらに表示」に入ってしまう原因を詳しく調べてみました。
「返信をさらに表示」は尖った意見が多い
「返信をさらに表示」をしてリプライを見てみると、「その他の返信」が表示されます。
そこに表示されているのは結構尖ったリプライであることが多いです。
さらには、「その他の返信」に表示されているリプライをしたアカウントの過去の発言を見てみると、尖った内容をツイートしていることが多いです。
周りから反感を買ったり、イラッとされるようなツイートを頻発しているアカウントのリプライが「返信をさらに表示」とか「さらに返信を表示する」、さらにはそういったアカウントのツイートする画像が「センシティブな内容の~」として表示されやすいではないかなと考えられます。
これらの事実を踏まえて、他人から何らかのネガティブなアクションをされているアカウントが該当しているのではないかと考えました。
「返信をさらに表示」となる原因
「返信をさらに表示」の欄に表示されてしまう原因としては、以下のことが考えられます。
- ブロックされることが多いアカウント
- 報告されることが多いアカウント
- シャドウバンを受けているアカウント
- 攻撃的なツイートをすることが多いアカウント
- 政治的・宗教的な問題に関するツイートをすることが多いアカウント
これはあくまでも推測に過ぎません。実際にTwitterの公式ヘルプ等で記載されている内容ではないため、必ずしも正しいことではないことをご理解ください。
それぞれについて、どうしてそのように考えたのかも解説します
ブロックされることが多いアカウント
ブロックされることが多いアカウントというのは、他人を不快にさせる可能性が高いアカウントであることが考えられます。
つまり、そういったアカウントのツイートを公の場に出してしまったら、Twitter社は批判されやすくなってしまいます。
そういったことを踏まえると、ブロックされることが比較的多いアカウントのツイートは「返信をさらに表示」などで隠されてしまうのでしょう。
ただし、ブロックをたくさんすれば相手のリプライを「返信をさらに表示」に追い出せるとは限りませ。それはTwitterアカウントの影響力も関係してくるからです。
例えば、Twitterのフォロワー数が10万人のアカウントAと、Twitterのフォロワー数が2人のアカウントBが有った場合、アカウントAは知名度が高いので普通にツイートをしていても誰かを不快にさせてしまいブロックされる可能性はあるでしょう。
このような人気アカウントの場合には、数回・数十回ブロックされたところで、不快にさせるツイートをするアカウントだと判断はされにくいと考えられます。
一方で、アカウントBの場合、数回ブロックされただけで、人を不快にさせるアカウントだと判断されやすくなると思われます。フォロワー数が少ないのに、また、大してツイートが注目を浴びてないのにたくさんブロックされるということは、人を不快にさせる可能性が高いアカウントだと判断されやすいからです。
報告されることが多いアカウント
ブロックと同様ですが、ツイートを報告されることが多いアカウントも「返信をさらに表示」となりやすいでしょう。
こちらもアカウントの影響力がある程度関係してくると考えられます。フォロワー数が多かったり、ツイートが拡散されやすいアカウントの場合、ツイートを報告されやすいからです。
シャドウバンを受けているアカウント
Twitterにはシャドウバンというものがあるようです。
シャドウバンにかかったアカウントの場合には、リプライも「返信をさらに表示」に隠されやすい傾向にあると考えられます。
シャドウバンになりやすいアカウントの特徴としては、リンクを含んだツイートばかりしているとか、ハッシュタグを過度に利用したツイートばかりしているとか、botを使ったツイートをしているというように、使い方があまりにも利己的だったり、機械的な場合に受けやすいようです。
攻撃的なツイートをすることが多いアカウント
普段から色んなツイートに対してリプライを飛ばして、さらにそのリプライが攻撃的な内容を含んでいる場合には、上で解説したようにブロックされたり報告される可能性が高きです。
他にもある程度、各国の言語において侮辱系のキーワード等はTwitte社で把握しており、その単語の頻度が多いアカウントはシャドウバン等の対象になる可能性があります。
政治的・宗教的な問題に関するツイートをすることが多いアカウント
政治的・宗教的な問題に関するツイートはかなりセンシティブで、こういった発言ばかりを繰り返しているアカウントは特に「返信をさらに表示」とか「さらに返信を表示する」でないとリプライが表示されないという事例を見ています。
このようなキーワードがTwitter社でシャドウバンの対象になっているのか、そのようなツイートを頻繁にしているから他のユーザーからブロックされたり報告されている回数が多いのかは定かではありませんが、自分のリプライをちゃんと見えるところに表示してもらいたいならば、避けるべき内容かなと思います。
面白いリプライが多いのは「返信をさらに表示」にあるのは事実
普通にリプライ欄に表示されているリプライというのは、基本的に当たり障りのない誰もがいえる意見のようなものしか出てきません。
例えば、Twitterのインフルエンサーがツイートしたとして、それに対して好意的で賛成意見ばかりがずらっと並びます。
しかし、当然のことながら、そのインフルエンサーが何もかも正しいことを言っているわけではありません。それに対して批判をする方もいます。
ただ、そういったツイートは残念ながら「返信をさらに表示」に表示されやすくなっています。
逆に言えば面白い意見を探したいのであれば、「返信をさらに表示」とか「さらに返信を表示」をタップして見てみると良いでしょう。自分では思いつかなかった意外な意見を発見することもあります。