Twitterを見ていると「>>RT」というような記号を文頭につけて、ツイートしていることを稀に見かけます。
一体これはどういった意味なのかわからずにもやもやしている方もいるでしょう。
今回はツイートに「>>RT」を付ける意味は使い方についてまとめました。
「>>RT」の意味
>>RTは簡単に言えば、RT元に対して自分の意見を述べる際に使われます。直近RTしたツイートを指して、それに対しての意見を述べているツイートです。
「>>RT」の意味を理解する上で、2つに分けます。
- >>の部分
- RTの部分
>>の意味
これは引用をした、参照したという意味を持ちます。
例えば、メールを書く際にでも、引用した箇所には「>>」を付けたりする方はいます。元のメール文章の引用部分と、自分の文章が明確にわかるようにするためです。
RTの意味
このRTの部分は、リツイート(ReTweet)の意味で、他人がツイートしたものを自分のタイムラインでも拡散する目的で利用する機能です。
「>>RT」はRTを参照という意味
以上の2つを合わせて、「>>RT」はRT元を参照してという意味です。
具体的な使い方を以下に解説します。
「>>RT」の使い方
実例
実際にやってみました。
上の画像のように、相手のRTを晒した上で、それに対して意見を述べています。
相手は「今日は暑い」といったようにツイートしているのに対して、自分はそれに対して「全然暑くない」という反対の意見を述べています。
このように、>>RTを付けることで、直近でRTしたものに対しての意見を述べているということが伝わります。
相手に直接意見を述べたくない時に使われる
リプライや引用ツイートをした場合、基本的には相手に直接的に意見が届いてしまいます。
それによって議論になってしまうのが嫌な人が、こういった>>RTによって意見を述べることが多いです。
議論の元となったツイートをRTされた人は、わざわざRTした相手のツイートを確認しに来ることはめったに無いでしょう。
ですから、基本的には相手にバレずに意見を述べることができるのです。
しかし、相手に気付かれずに意見を述べて何のメリットがあるのでしょうか?
それは、フォロワーに対して意見を見せたいという意味が込められているからです。
フォロワーに対して意見をわかってもらいたい欲求
自分のフォロワーは、基本的に自分のツイートやリツイートしたものをタイムラインで見ることができます。
つまり、フォロワーからは、上のように一連の流れが確認できたりするのです。
※もちろん、たくさんのツイートが頻繁にされていたり、フォローしている人が多いアカウントでは、このようにきれいに並んで表示されないこともあります。
このように、ツイート元の相手に対して意見があり、その本人にはバレたくない、それでも自分のフォロワーにはわかってほしい…っていう場合に使われます。
まとめ
「>>RT」は直近のRTに対しての意見を述べる際に使われるものです。文頭につけることが普通ですが、ツイートの最後に付ける場合もあります。
「>>RT」を見かけたら、その前後にRTがないか確認してみましょう。しかし、古いツイートの場合には、RT元のツイートが削除されていたりして、RTが表示されてないこともあります。その場合には前後の会話に意味が成り立ってないこともあるので注意が必要です。