Twitterでは他のアプリと連携することができます。
連携することで他のアプリに対して、アクセス権として読み取りや書き込みなどを与えてしまいます。
これによりトラブルに巻き込まれることもあります。
そのため、不審なアプリやツールに対しては連携を解除したほうが良いです。
今回の記事では、連携アプリとの連携を解除する方法やアクセス権についての解説も加えます。
連携アプリを解除する方法
「設定とプライバシー」を開く
Twitterアプリを開いたら、メニューを開き、「設定とプライバシー」をタップ。
「セキュリティとアカウントアクセス」を開く
「セキュリティとアカウントアクセス」をタップ。
「アプリとセッション」を開く
「アプリとセッション」をタップ。
解除したいアプリを選択
解除したいアプリを選択する
連携を解除する
英語で表示されている場合は「Revoke app permissions」をタップ。
日本語の場合には「アプリの許可を取り消す」をタップ。
以上で連携アプリとの解除ができました。
アクセス権とは
連携アプリにはアクセス権を与えています。
アクセス権には以下のような種類があります。
- 読む
- 読み取りと書き込み
- 読み取り、書き込み、ダイレクトメッセージ
- メールアドレス
- Twitter広告
それぞれにどのような権利があるかを紹介します。
読む
読むという権利を与えている場合、
- プロフィール情報を見ることができる
- 名前、場所、説明、プロフィール画像、ヘッダー画像など
- メールアドレスと電話番号は該当しない
- ツイートを見ることができる
- 本人のツイート、ツイートの閲覧回数、みんなの反応、タイムラインに表示されるフォローしているアカウントのツイートを見れる
- 非公開ツイートも見ることができる
- アカウント設定を見ることができる
- 表示言語、タイムゾーンなどの設定を見れる
- その他のアカウントを見ることができる
- フォロー、ミュート、ブロックしているアカウントを確認できる
- リストを見ることができる
- リストを見ることができる
- コレクションを見ることができる
- ツイートのコレクションを見ることができる
読み取りと書き込み
上で解説した「読む」の権限の他に以下の権限も追加されます。
- プロフィール情報の更新できる
- ツイートを投稿できる
- ツイートを削除できる
- 他のアカウントに反応できる
- いいね、いいねの取り消し、リプライ、リツイートなど
- アカウント設定を変更できる
- 他のアカウントをフォロー・フォロー解除できる
- 他のアカウントをブロック・ブロック解除できる
- 他のアカウントをミュート・ミュート解除できる
- 他のアカウントを報告できる
- リストを作成・管理・削除できる
- ツイートのコレクションを作成・管理・削除できる
読み取り、書き込み、ダイレクトメッセージ
読み取りと書き込みで与えられた権限に追加して、ダイレクトメッセージについてさらに以下の権限が追加されます。
- DMの送信ができる
- 送受信したDMを閲覧・管理・削除できる
メールアドレス
Twitterアカウントに登録しているメールアドレスの閲覧権限が与えられる。
Twitter広告
Twitter広告を利用している場合に限ります。
以下の権限がさらに追加されることがあります。
- アナリティクスの情報にアクセス
- 広告キャンペーンとアカウントの管理にアクセス
アクセス権を悪用されると危険
上で解説してきたように、「読む」の権限だけであれば、まだ良いのですが、「書き込み」や「ダイレクトメッセージ」に権限を与えている場合は危険です。
勝手にツイートされたり、フォローされたり、ブロックされたり、ダイレクトメッセージを送信されたり…といった権限を相手に与えていることになります。
信頼できる大企業であればいいのですが、個人が作成したようなアプリの場合には、注意が必要です。仮に一時的にアプリと連携することがあったとしても、不要であればすぐに解除したほうが良いでしょう。
私の知っている範囲では、個人が作成したアプリと連携したことで、勝手にツイートがされてしまったという問題が起こった事例を聞いたことがあります。
実際に権利を相手に与えてしまっているわけですから、相当悪質な場合でない限りは、相手に責任を追求することもできません。
本当に危険なので、信頼できないアプリとは連携解除をおすすめします。
どういった企業が信頼できるかといえば、一番は上場しており株式発行をしている企業かどうかという観点で見たほうが良いでしょう。
上場している企業が悪用したとなれば、株価にも悪影響を及ぼすので、甚大な被害が出ます。そのため、上場している株式発行企業であれば、信頼できるといえるでしょう。
連携解除しない方が良いアプリ
逆に連携解除をしない方が良いアプリもあります。
例えば、Twitterの公式アプリです。
これと連携解除をしてしまうと、再度ログインをしなければいけなくなります。ログイン情報を入力するのが面倒なので、Twitter公式アプリとの連携は解除しない方が良いでしょう。